ぶどうの土壌改良作業中

朝晩、冷え込むようになってきて

日々変化して、うつくしい紅葉をみせてくれる伊那谷です

現在は、土壌改良作業中です。

一年間ありがとう♡と、来年のおいしい一粒のためのおしごとです

ぶどうの木がすごしやすいように、ふかふかのベッドになるように

土壌微生物が快適に住める環境を作る大切な作業

今年は、猛烈な豪雨になすすべもなく

雨の中、木を見に行っては

ただ葉が弱っていくのを、不安な気持ちで見守るだけ

里親さんから、ICボルドーをしなくてはダメだ!と、押されるように

予定外の農薬散布

有機認証されている農薬、木の全滅が免れたのだから、しかたない。

同時に、なにがあっても木を信頼できる関係性ができていたのだろうか?との問いが、、、

結果は同じであっても、

「あなたなら大丈夫」って言えることしてきただろうか?

今年ぶどう園3年目

生まれてはじめて生産者になって3年目

こんなに「ありがとう」をもらえる仕事だって知らなかった。

この世に生をうけて、お母さんの母乳をのんで育つ赤ちゃん

その次の、味が小林みのり農園のぶどうのひとしずくだったんだよって

笑顔で教えてくれた人

この世のお役目を終え、旅立つ前の最後の一粒になったよ

と、わざわざ、報告にきてくれた人

入院して、何もたべなくなった母が、ここのぶどうだけは食べたんです

と、嬉しそうにまた買いにきてくれた人

これ、主食なんですか?ってぐらい毎日足を運んでくれる人がいたり

この、ぶどう

一房

一粒

ひとしずく

わたしたちの手をはなれて、完結する物語がある

ずーっと木の近くにいたら、木が求めているものの声がした

気のせい?

木の精?

信頼農業という言葉が浮かんだ、、、

木とわたしたち

ぶどうとお客様

人と人

我が家の自然農の稲わら、あたたかいおふとん。

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